結局どっちがいいの?KeynoteとPowerPointを徹底比較


結局どっちがいいの?KeynoteとPowerPointを徹底比較


プレゼンツールとして人気の、KeynoteとPowerPoint。両者の違いは何なのでしょうか?それぞれのメリットやデメリット、向いている使い方についてまとめました。

目次
  1. Keynoteの特徴
  2. Macで使えるプレゼンソフト「Keynote」
  3. メリット
  4. デメリット
  5. PowerPointの特徴
  6. ビジネスパーソン必携のプレゼンツール「PowerPoint」
  7. メリット
  8. デメリット
  9. Keynoteを使うか?PowerPointを使うか?
  10. 美しいスライドならKeynote
  11. 全部入りの機能を求めるならPowerPoint
  12. あとがき

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Keynoteの特徴

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Macで使えるプレゼンソフト「Keynote」

Keynote(キーノート)は、iPhoneやMacで有名なApple社がリリースしているプレゼンテーションソフトです。Windowsでは使うことができませんが、iCloudでも利用することができるクロスプラットフォームなソフトウェアです。Apple社はKeynoteの他にも、PagesやNumbersなどのオフィス系ソフトもリリースしています。

Keynote

メリット

シンプルで直感的な操作

Keynoteの操作はとてもシンプルです。機能は多くはないのですが、それがまたAppleらしく、キレイなインターフェースは魅力的。MacのトラックパッドやiPadのディスプレイをスワイプしたり、指でひねったり。直感的でわかりやすい操作感もなかなかいいですね。

アニメーションが得意

2つ目の特徴は、アニメーションが得意なこと。3Dでスライドが切り替わっていく様子は、聴衆に強い印象を残してくれるはず。PowerPointにはない美しいアニメーションが作れるため、これを理由にKeynoteを使っているユーザーも多いことでしょう。

価格が安い

KeynoteはPowerPointと比較して、圧倒的に価格が安いです。iOS版はたったの1,200円(記事執筆時)で購入することができます。PowerPointはだいたい1万円台なので、10倍ほどの差があることになります。

デメリット

印刷に弱い

Keynoteは印刷に弱いのです。印刷設定も万全ではないため、思った通りに印刷ができないことが多いでしょう。そもそもKeynoteは印刷するよりも、ディスプレイに表示して行うプレゼンに特化しているツールと言えます。印刷が得意でないのも、当然と言えば当然なのかもしれませんね。

クリップアートがない

Keynoteには、PowerPointにあるようなクリップアート機能がありません。手軽にデザイン済みの素材を使うことのできるクリップアートは、やはり便利です。Keynoteではクリップアートがないため、素材は自分で探す必要があります。

PowerPointとの互換性は期待できない

Keynoteにはエクスポート機能があり、PowerPoint形式で出力することが可能です。ただし、あくまで補助的な機能だと考えた方がいいでしょう。完全な互換性がないため、両ソフト間でファイルをやり取りする場合はそれなりに面倒です。

PowerPointの特徴

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ビジネスパーソン必携のプレゼンツール「PowerPoint」

Microsoft社が販売しているプレゼンテーションソフト、PowerPoint(パワーポイント)。1987年にリリースされてから、現在ではビジネス必携ツールとも言えるほど普及しています。KeynoteがMacなどのApple製品でしか動かないのに対して、PowerPointはWindows版とMac版がリリースされています。

PowerPoint

メリット

機能が豊富

PowerPointには豊富な機能が含まれています。込み入ったものでなければ、他のツールを使うことなく、PowerPoint一つだけでプレゼン資料づくりが完結します。文字の装飾機能もKeynoteより多いですし、図形などのオブジェクトの扱いも得意としています。

ユーザーが多い

ビジネス用途のパソコンにPowerPointが入っていないことは稀かもしれません。それくらい普及していますし、PowerPointの使えるユーザーもたくさんいます。それだけ?と言われるかもしれませんが、これは結構重要。共同作業やファイルのやり取りもスムーズにできるので、ツールに縛られることなく、制作や業務に集中することができますね。

デメリット

直感的な操作ができない

決して使いにくいわけではないのですが、Keynoteと比較するとPowerPointは操作性では劣ります。機能が多いことも理由の一つなのですが、シンプルで直感的な操作性は得られません。そのためPCでの編集には問題ないのですが、指で操作するタブレットでは少し扱いが大変です。

価格が高い

Keynoteと比較すると、PowerPointは10倍ほどの価格差があるといいました。コスト面のみを考えると、Keynoteと比較すると導入のハードルが高いと言えます。

Keynoteを使うか?PowerPointを使うか?

両者のメリットとデメリットについてご紹介してきましたが、結局どちらの方がいいのでしょうか?プレゼンツールに何を求めるのかによって、その答えは変わってきます。それぞれどのような使い方に向いているのか、まとめておきましょう。

美しいスライドならKeynote

見栄えのよい美しいスライドを求めるなら、Keynoteがよいでしょう。PowerPointでもアニメーションの作成は可能なのですが、Keynoteのような流麗さやダイナミックさはありません。また、iPadなどのタブレット端末で資料作成をしたい場合も、Keynoteに軍配が上がります。

全部入りの機能を求めるならPowerPoint

プレゼン資料を作成するなら、PowerPointを使えばまず大丈夫。その理由は、上でご説明したように機能が豊富だから。印刷やプロジェクターの対応度合いを考えても、安心して使っていくことができますね。

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あとがき

こうやって比較してみると、同じプレゼンツールとは言っても全く特徴の異なるソフトだとわかります。他にも、ブラウザから使えるPreziやGoogleスライドなどさまざまなプレゼンツールが知られています。自分に合うツールを使って、魅力的なプレゼンをしてくださいね。

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中西洋平
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